『ジグザグキッドの不思議な旅』 Nono, het Zigzag Kind
(2012年/オランダ・イギリス・スペイン・フランス・ベルギー)
ノノの父親はオランダ一の凄腕刑事。ノノも父のような刑事になりたいが、空想癖が災いして脱線ばかり。「忌まわしいジグザグ性格は母親の血」と人は言うが、ノノは彼が赤ん坊の時に死んだ母の顔も知らない。父も固く口を閉ざし、母については謎につつまれている。
ユダヤの少年の13歳を祝う儀式“バル・ミツバー”の直前、ノノは素行矯正のため叔父の元へ送られる。その途中、列車の中で不思議な老人フェリックスと出会ったノノは、母の秘密が隠された南仏リヴィエラへと向かうことに。
だが、フェリックスの正体は、かつて父が取り逃がした大泥棒だった…。
監督・脚本: フィンセント・バル |